ドライバーの選び方とお勧めモデル - こだわり男のゴルフこまめ知恵袋

※前回からの続きです。

さて、いよいよドライバーを買います。

ドライバーを買うときの考え方は2つ。

①何が何でも飛ぶクラブが欲しい。

②安定性重視でOBを減らすクラブが欲しい。

特に初心者のうちはドライバーが一番難しいクラブになりますので、②の出来る限り優しいクラブを選びましょう。

ドライバーが何故難しいのか？

ゴルフクラブは14本ゴルフバックに入れられますが、ドライバーは一番長いクラブです。

ということは最も体から離れるので、当然ミートする事が難しくなります。

もう一つの要因は、ロフト（クラブについている角度）が一番少なく、絶壁に近いという事です。

言い方を変えれば一番球を上げにくいクラブという事になります。

結果、逆に考えると、優しいクラブというのは、比較的短くて、ロフトが多くついているクラブという事になります。

しかし、それでは飛距離が出ませんので、バランスの取れたクラブを探していきましょう。

【クラブの長さについて】

まず、長さですが、物理的に長ければ長いほど飛びます。

標準で販売されているクラブがだいたい45.25インチです。

クラブはルールで46インチまでOKですが、当然ミートしにくくなりますので、45インチ、もしくは45.25インチの物を選びましょう。

45.5でも構いませんが、45インチ、45.25インチの物より振りにくくなると思っておいてください。

【ロフトについて】

ロフトは主に9.5度、10.5度の物が販売されていますが、よほどの力自慢でない限り球が上がりやすい10.5度をチョイスしましょう。

【シャフトはRかSRかSか】

通常の20代～40代の普通の体力、腕力の方であればSで良いと思います。

年配の方、体力に自信のない方はRを選択してください。

【カチャカチャについて】

最近のクラブはネック部分にカチャカチャが付いているので、9.5を買っても球が上がらなければロフトを1度増やせばいいんじゃないの？と思われる人がいるかと思います。

しかし、クラブメーカーの専門知識を持った開発者が、9.5度の場合の最適ライ角、ヘッドバランス等ベストなセッティングに開発されていると思います。10.5度も同じです。よってカチャカチャで変えてしまうと、ロフトが変わると共に、ライ角、バランスも変わり微妙に最適な状態からズレが出るのではないかと思います。

筆者もロフトを1度減らしたり、増やしたりするのですが、最終的に買った時のポジションに戻ります。

カチャカチャを使わないという人も多いので、9.5度か10.5度はイージーに選ばす、よく検討して選びましょう。

【ヘッド形状、LST、MAX、HDの違いについて】

どのメーカーも似たような表示で、3タイプ発売しています。

・LST→スピンが減るタイプのヘッド

・MAX→スタンダードモデル

・HD→スライスしにくい捕まりの良いモデル

LSTはスピン量の多い方（3000とか4000以上出てしまい球がふけ上がり距離を損している方）に向いているモデルです。概ねハードヒッター、上級者に多い傾向なので初心者のうちはやめておいた方が良いです。

HDはスライスする人へのお助け機能が付いたモデルですが、これからスイング作りをする人はやめておいた方が良いです。スイングが出来上がりどうしてもスライスする人は使っても良いですが、このタイプのドライバーでスイングを作ってしまうと他のクラブが打ちにくくなります。

よって、スイング作りはスタンダードモデルを購入し、練習するようにしましょう。

さて大事なヘッド形状についてお話します。

大きく分けて形は2つあります。